平成26年7月11日@ピュアリティまきび(北区下石井2丁目)
こらぼミーティングとして、教育委員3名が岡山市青少年育成協議会合同ブロック会議に参加しました。
岡山市青少年育成協議会は、家庭・学校・地域社会と一体になって青少年を保護・善導する活動を行うことで、心身ともに健全な青少年の育成を目指している団体です。今回のこらぼミーティングは、教育委員が、それぞれの地区の育成協議会代表者や青少年に関わっている機関との意見交換をすることにより、青少年をとりまく地域の現状や課題を把握し、そのことを教育委員会会議の議論等に生かすことを目的に行いました。
全体会では、森谷正孝氏(前岡山市立岡輝中学校長)から「これからの学校と地域」と題して、岡輝中学校での実践を交えながら、学校と地域社会との横の関係の重要性や、すべての子どもに居場所を確保するための授業の重要性について、講演がありました。
教育委員は、後半の分科会にも参加し、それぞれの地区育成協議会での特色ある取組や、取り組む中での課題など、青少年育成協議会の活動の現状を聞き取りました。
参加した教育委員からは、「岡山市の特徴として公民館と愛育委員の活動が挙げられることが多いが、青少年育成協議会も岡山市にとって誇れるものと感じた」という感想がありました。
平成26年7月7日@教育委員室
「平成25年度岡山市教育委員会の事務に関する点検・評価」に係る外部評価委員による意見交換会を行いました。
教育行政に関する管理や執行状況については、法律により、毎年点検・評価を行い、その結果に関する報告書を議会に提出するとともに、公表することが定められています。
教育委員会では、各施策や事業についての点検・自己評価を行った上で、様々な分野で活躍されている有識者の方に、外部評価委員としてその内容を評価していただいています。
今回は、金川舞貴子氏(岡山大学大学院教育学研究科講師)、小六信和氏(明和製紙原料代表取締役社長)、江尻博子氏(岡山スポーツ会館代表取締役社長)に個別の評価をしていただいた後、教育委員を交えての意見交換会に参加していただきました。
「正しくまっすぐにいい子を育てようと思うと、先生方に、考える時間や勉強する時間などのゆとりが必要である」「小学校での暴力行為等を減らすためには、それ以前の保育園、幼稚園でのしつけが大事であり、保護者の方にも意識をもってもらうことが必要である」「評価を充実させようと思うと事業に踏み込まざるを得ない。数多くある事業の中から抽出して評価してはどうか」といった意見が外部評価委員から出されるなど、有意義な意見交換会となりました。
なお、今回いただいた意見を反映させた点検・評価報告書は、9月議会に報告した後、市のホームページで公表する予定です。
平成26年6月28日@あしもり学園(北区大井)
岡山市初の小中一体型校舎である、あしもり学園(岡山市立蛍明小学校・岡山市立足守中学校)の新校舎竣工記念式が開催され、市議会議長を始め多数の来賓の方々や多くの学校関係者・保護者・地域の方が、児童生徒、教職員とともに完成を祝いました。
式の中では、蛍明小学校・足守中学校の代表児童生徒による挨拶があり、「中学生の運動会の様子を見学して素晴らしいと思った。私たちも中学生になったらああなりたい」「廊下ですれ違うときに小学生が声をかけてくれるのがうれしい」といった、一体型校舎でねらっている姿が少しずつ実現している様子がエピソードとして紹介されました。
また、式の最後には「ふるさと」を全員で合唱して、新校舎の完成を改めて祝い、式典後は、土曜授業として両校の授業が公開されました。
今後、あしもり学園では、小中一体型校舎の特色や利点を最大限に活かした効果的な小中一貫教育の実践を進めていきます。
平成26年6月26日@教育委員室
6月教育委員会定例会を開催し、1件の報告を受け、1件の議案について審議・可決しました。
報告では、担当課から、平成26年度岡山市一般会計補正予算(第1号)案のうち、教育委員会分への同意を求める説明がありました。
今回は、スクールカウンセラーの配置校を小学校に7校追加する予算と、岡山市立操南中学校をスーパー食育スクール事業の実践校に指定する予算を挙げています。
スーパー食育スクール事業は、文部科学省の委託事業であり、関係機関・団体と連携しながら食育のモデルとなる実践プログラムをつくり、これを普及啓発することで学校における食育のより一層の充実を図る内容となっています。
平成26年6月9日@岡山市教育相談室、適応指導教室あおぞら清輝(北区新道1)
第1回こらぼミーティングとして、教育委員4名が岡山市教育相談室とあおぞら清輝を訪問し、職員との懇談や施設見学などを行いました。
こらぼミーティングとは、教育委員による教育活動の参観や施設見学、市民の方や各機関の職員との意見交換といった広聴活動を総称して、今回新たにネーミングしたものであり、子どもたちを取り巻く教育の現状や課題などについて把握し、教育委員会会議での議論に生かしていくために行うものです。
今回は、適応指導教室や教育相談室の指導員や相談員(いじめ専門相談員)との懇談を行い、不登校やいじめに対する教育相談や指導・支援の現状や課題を把握しました。また、懇談後は施設内の見学に合わせて、あおぞら清輝の教育活動を参観しました。
平成26年5月27日@教育委員室
5月教育委員会定例会を開催し、7件の議案について審議・可決しました。
第16号議案「岡山市いじめ等の問題行動及び不登校の防止に関する基本方針(案)の決定について」では、いじめ防止推進法の施行を受け、本市におけるいじめ防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針について事務局案が示され、内容について協議しました。
基本的な考え方として、「未然防止」「早期発見、早期対応」「家庭との連携」「関係機関との連携」を掲げ、教育委員会及び学校が実施することや、重大事態が発生した場合に調査等を行う組織を、専門知識をもった第三者等で構成する附属機関として設置することなどを明記しています。
教育委員からは、「問題行動や不登校について、教育委員会へ指導や支援の状況を報告することになっているが、報告数が増えたら学校に対する評価が下がるのではないかと懸念を与えないようにしなければいけない。大切なのは、どういう関わりをしているのかという工夫の部分だ。学校に対してそうした誤解を生まないような表現にしてほしい」との意見がありました。
本案については、今後、市民文教委員会での説明・意見聴取を経て、パブリックコメントを募集した後、正式な基本方針としてまとめていく予定です。
平成26年4月25日@あしもり学園(北区足守)
岡山県内15市の教育長が集まる岡山県都市教育委員会教育長協議会が、あしもり学園(足守中学校・蛍明小学校)で開催されました。
この協議会は、県下の各市の教育長が情報交換を行いながら、協力して教育行政を円滑に進めることにより、教育の向上と進展を図ることを目的として、年3回、定期的に開催しているものです。
午前中は、岡山市初の小中一体型校舎としてこの4月に開校したばかりのあしもり学園について、校舎や授業の様子を見学していただきました。
また、午後からは、教育委員会制度改革や、今年度の各市の特色のある事業について、各市教育長による意見交換が行われました。
授業見学の様子
小中学生の交流スペース(ガレリア)
平成26年4月22日@教育委員室
4月定例会を開催し、2件の議案について議決しました。
第10号議案「岡山市教育振興基本計画平成26年度アクションプランの決定について」では、教育委員会の今年度の実施計画書(アクションプラン)について、教育企画総務課長から、より見やすいものとなるよう、喫緊の教育課題に対する取組を分かりやすく図示したり、他部局と連携した取組を示したりするなどの改善を行ったことを説明しました。
教育委員からは、各事業の目標の指標についての質問や、「公民館の取組をもっと紹介してはどうか」「市民協働が分かるように市民の取組が色濃く出るようにしてはどうか」といった意見がありました。
※ 岡山市教育振興基本計画平成26年度アクションプランについて、詳しくは下記のホームページをご覧ください。
平成26年4月16日@勤労者福祉センター(春日町)
市内市立小学校89校・中学校38校・高等学校1校の校長が集まる中、平成26年度第1回校長会を開催しました。
冒頭、塩田委員長が「いつも、校長を中心に学校の先生方が、子どもたちのために心血を注ぎ、奮闘してくださっていることに深く敬意を表している。この厳しい時代を共に歩み、共に明るい未来を切り開いていきたいと決意するとともに、先生方を支援していきたい」と語りました。
その後、山脇教育長が登壇し、「岡山市の教育基本法と言える『岡山っ子育成条例』を基盤としながら、教育振興基本計画に基づき効果的な取組を行っていきたい。条例の基本理念は、「市民協働」。それぞれの役割を果たしながら、大人全員で子どもを育てていこう。市民協働を進めるためには、人々の共通認識(理解・納得・認め合い)が必要だ。弱みも含めて、いかに情報を市民の方に出していくかが重要である。市民協働の人づくりによって、子どもだけでなく、大人も変わっていくことができる」と本市の教育方針を説明しました。
また、学校で一番大切なこととして授業を挙げ、「授業がわかることが学校生活の全ての基本。授業力を向上し、子どもが主役の授業を行っていただきたい。それが、学力の向上や問題行動の解決にもつながっていくと思う。また、道徳教育や体験活動を大切にすることで、自分自身の自制心や規範意識、感謝の気持ちを育て、たくましく、しなやかな心をもった子どもを育てていただきたい」と思いを語りました。
さらに、リーダーとして必要なこととして、「校長という職の前に、人間ということを見据えること」、「常に、ビジョン(夢)、こうしたいということを示すこと」、「課題に一生懸命になっていると、全体が見えなくなる。車の運転のように、常に前や後ろ横にも注意を払うこと」、「厳しい場面に遭遇したときに、臆病にならないこと」、「教職員を一つの組織として動かすこと」の5点を示して激励するとともに、最後に、「教育を取り巻く課題は多く、教育委員会制度改革や、教員の給与の税源など、これからの数年は大きな転換期。保育園を含めれば、岡山市には75,000人の子どもたちがいる。この子どもたちのために、学校・教育委員会みんなで取り組んでいきたい」と決意を語りました。
塩田委員長
山脇教育長
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