〇開催日時: 令和7年4月11日(金曜日)~5月18日(日曜日)
〇料金: 当日一般1500円/65歳以上1300円/大学生1000円/高校生以下無料
〇会場: 岡山県立美術館(岡山市北区天神町8-48)
19世紀末から20世紀初頭のパリでは、世界中から多くの芸術家たちが集い、美術工芸のみならず、舞台、音楽、文学、モード、科学技術などさまざまなジャンルで多様な文化活動が繰り広げられ、パリが芸術的にもっとも華やいだ時代‘ベル・エポック―美しき時代―’と呼ばれています。
本展はそうしたベル・エポック期から1930年代に至る時代の文化のあり様を、フランス在住の美術史家フィリップ・デニス・ケイト氏の監修のもと、日本初公開となるワイズマン&マイケルコレクションからの珠玉の作品群を中心に、国内に所蔵される優品を加えた約280点の作品により紹介するものです。ロートレックやジュール・ジェレのポスター、当時のブルジョアたちの姿を描いた絵画や彼らが身にまとったドレスやアクセサリー、ガレやラリックの工芸作品、芸術家たちの交流がうかがえる書簡や貴重本など、さらに音楽や映像資料を加え、多様な作品をジャンル横断的に展示します。
古き良き時代と謳われるパリの華やかなりし当時の文化諸相を追体験できる展覧会です。(会期中一部展示替えあり)
<文学関係の作品>
フロベール原作「聖アントワーヌの誘惑」(影絵芝居)/スタンダール書簡/ジョルジュ・サンド書簡/サルトル書簡/フロベール書簡/フロベール「ボヴァリー夫人」(初版)/ボードレール「回想録」「悪の華」(初版)「テオフィル・ゴーティエ」(初版)/エドガー・アラン・ポー「大鴉」/ヴェルレーヌ「呪われた詩人たち」(初版)「サチェル二アン詩集」(初版)/マラルメ「マラルメ詩集」「半獣神の午後」/プルースト「失われた時を求めて」自筆書き込み校正刷り「楽しみと日々」(初版)/ヴァレリー「海辺の墓地」「B手帖」「オード」など
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号
電話: 086-803-1054
ファクス: 086-803-1763