岡山市は、岡山連携中枢都市圏の中枢都市として、将来の世代に誇れる瀬戸内の豊かな海を守るために、令和4年3月に「岡山市海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」を策定し、河川の流域の市町村と市域を超えた連携を行い、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取組みを推進していきます。
※海洋プラスチックごみ対策推進会議について
岡山市海洋プラスチックごみ対策アクションプラン(令和4年3月)
基本方針「資源循環」「海洋流出対策」「連携協働」に基づき、6施策、18アクションで構成されているアクションプランとなっています。
「リデュース」や「リユース」により、プラスチックごみの削減を推進するとともに、分別による「リサイクル」を徹底します。また、再生材や代替素材の利用を促進します。
瀬戸内海に面し、大小さまざまな河川等のある岡山市が、陸上などからプラスチックごみが海洋に流出することを防止する対策を講じるとともに、流出してしまったものについては、可能な限り回収することを推進します。
資源循環、海洋流出対策を横断的かつ実効的に行っていくために、市民・事業者・行政との連携協働体制の構築を進めます。
市民の日々のごみ出し・分別回収への協力に基づく、廃棄物処理制度・リサイクル制度による回収の徹底を行います。
ごみの河川等への不法投棄(ポイ捨て等)の撲滅等により、海への流出を抑制します。また、漁具等の海への直接投棄や不適正な管理による流出を抑制します。
海洋を漂流しているプラスチックごみを漁業者等と協力し調査・回収します。
海岸や河川敷等に漂着したプラスチックごみを回収する個人・団体を国や県と連携を図りつつ支援します。
リターナブル容器の推進による使い捨てプラスチックごみの削減施策やペットボトル等の効果的な回収によるリサイクルの推進を行います。また、岡山県エコ製品の使用を促進します。
瀬戸内海の海ごみ削減を目指した取組を実施するため、専門部会等に参加し、産官学民と連携して海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた調査及び取組みを実践していきます。
不法投棄や非意図的な流出により、環境中に排出されたプラスチックごみが、生態系を含む海洋環境に与える影響を、市民一人ひとりが「他人事」ではなく、「自分事」として捉えるよう、意識の高揚を図るとともに、ライフスタイルの変革を促します。
環境省ホームページ
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