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発達障害について

[2011年8月31日]

ID:45439

発達障害とは?

発達障害は、乳幼児期には言葉の遅れや落ち着きのなさなど、発達の偏りとして現れます。
その後、成長と共に集団活動や対人関係の難しさなどにつながることがあります。

発達障害者支援法では「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。

発達障害は「親のしつけがなっていない」など、家族が周囲から誤解されてしまうことも多くあります。
しかし、本人の性格やしつけが原因ではありません

また、障害があっても、乳幼児期から一貫した支援を受け、適切な関わりの中で成長することで生きづらさが軽減され、持っている力を伸ばしていくことができます。

それぞれの障害の特性

それぞれの障害の特性の図


■自閉症(広汎性発達障害)
・言葉の発達の遅れ
・コミュニケーションの限害
・对人閃係-社会性の障容
・バターン化した行動、こだわり
知的な遅れを伴うこともあります

■アスベルガー症候群(広汎性発達障害)
・基本的に、言葉の発達の遅れはない
・コミュニケーションの障害
・対人関係・社会性の障害
・パターン化した行動、興味・関心のかたより
・不器用(言語発達に比べて)

■注意欠陥多動性障害(AD/HD)
・不注意
・多動・多弁
・衝動的に行動する

■学習障書 (LD)
・「読む」、「書く」、「計算する」等の能力が、全体的な知的発達に比べて極端に苦手

広汎性発達障害

自閉症

  • A君の例

A君は道順を覚えるのが得意です。
一度通った道であればよく覚えていて、お父さんやお母さんを驚かせます。

おばあちゃんのうちに行くときに、(A君に言わないで)いつもと違う道を通ったときには突然怒り出すことがありました。

その時はどうして泣き出したのかわかりませんでした。
今は、どのような道順でどこに行くかを説明してから出かけるようにしています。

  • B君の例

B君は何かに夢中になっているときに、お母さんが「ご飯を食べなさい。」とか「おでかけしよう」と声をかけても言うことをきいてくれません。
大きな声できつく言ったら泣いてしまうこともあります。お母さんは困っていました。

ある時お父さんが、ご飯のときのコップを見せて声をかけると、食事のイスに座ることができました。
その後、声かけの時には、その行動に結びつくようなものを見せながら声をかけるようにしています。

アスペルガー症候群

  • C君の例

C君は、虫が好きで、みんなから「虫博士」と一目置かれています。

お母さんとC君は一緒に図鑑を見ながら虫の話をすることを楽しみにしています。

けれども、知らない人にも虫の話を始めると止まらないので困ってしまいます。

  • Dちゃんの例 
  • Dちゃんはおしゃべりで話し出すととまりません。
    難しい言葉も知っていて、お母さんやお父さんも驚くほど大人びた話し方をすることもあります。
    けれども幼稚園では、お弁当のときにふらっと立ち歩いたり、順番が守れなくてけんかになったり、他のこどもと同じことができません。
    お母さんやお父さんは、Dちゃんの成長が早いのか幼いのか悩んでしまいます。

注意欠陥多動性障害(AD/HD)

  • E君の例

E君は、公園に行ったら、ジャングルジムにも一人でどんどん上ってしまいます。

お母さんはいつ怪我をするか気が気ではありません。

でも、ひとなつこくて、色々な人にあいさつができるので、みんなに可愛がられます。

  • Fちゃんの例

Fちゃんは遊ぶときには、おもちゃ箱をひっくり返して全部のおもちゃを出してしまいます。
でも、片づけをさせようとすると、途中で遊びだしたりしてなかなか身につきません。

お母さんのアイデアで、小さなかごをいくつか用意して、人形やつみきなどおもちゃを分類して片付けるものの絵を貼ってみました。すると、少しずつ片づけができるようになってきました。

発達障害に関する情報

厚生労働省がまとめたパンフレット


政府広報ポータルサイト(発達障害に気付くためのポイント・配慮点など)

発達障害情報センターホームページ(発達障害についての情報を提供)


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相談支援ファイル「りんくる」の配布

「相談や支援の記録を整理するのに役立ててください」

りんくる画像

相談支援ファイル「りんくる」は、発達障害のある方やその保護者・家族の方が、本人のプロフィールや医療・福祉に関する記録、相談記録などの内容を一冊にまとめて保管しておけるものです。

このファイルの記録をもとに、医療機関や支援施設、支援者などが連携して、よりよい支援を行っていきます。
支援を受けるたびに説明し直す手間が省けたり、ご本人・保護者の方の記録の整理にも役立ちます。

このファイルは、希望する方にお渡しするほか、岡山市のホームページからダウンロードすることもできます。

配布場所

対象

何歳からでも利用できます 。
主として発達障害者(児)ご本人や保護者(発達障害以外の障害でも利用可能) 、子育てに不安がある保護者の方たち。

「りんくる」のお問い合わせ先

岡山市発達障害者支援センター

  • 電話:086-236-0051
  • ファックス:086-236-0052

 

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心配や困りごとがあったら、ご相談ください

お子さんの子育ての中で気になることがあれば、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
まずは岡山市発達障害者支援センター、保健所(健康づくり課)、お住まいの地区の保健センター・支所などでご相談を受け付け、必要に応じて専門の相談窓口などをご紹介します。

お問い合わせ

岡山市発達障害者支援センター別ウィンドウで開く(ご利用に関する詳細情報)
 電話:086-236-0051
 ファックス:086-236-0052

保健所健康づくり課・各保健センター別ウィンドウで開く(連絡先一覧)