子どもがほしいと思っていても、なかなか妊娠しない・・・
妊娠できても、おなかの中で大きく成長してくれない・・・
お子さんを望む夫婦にとって、とても深刻な問題です。
悩みを抱え込まず、相談機関や助成制度を利用しながら安心して治療に臨めるよう、岡山市・岡山県の行うサービスを紹介します。
さまざまな見解がありますが一般的に、特に病気等のない健康な男女が妊娠を望み、一定期間夫婦生活を続けても妊娠しない場合に「不妊症」と呼ばれます。
年齢による妊孕性(*)の低下や、男女ともに身体に原因がある場合など、その要因はさまざまです。
本格的な治療が必要な場合もありますし、多少の生活改善などで妊娠することもあります。
*妊孕性(にんようせい)とは・・・妊娠のしやすさのこと。
こちらもさまざまな見解がありますが、一般的に妊娠はするけれど、流産や死産、生まれてすぐに亡くなってしまうことが繰り返される場合に「不育症」と呼ばれます。
不育症となるその原因もさまざまあり、治療方法も多様です。
特定不妊治療(体外受精及び顕微授精)については、令和4年4月から保険適用へ移行しました。それに伴い、岡山市では令和3年度以前に開始した治療が、令和4年度に終了した場合について、その費用の一部を助成しています。
詳しくは岡山市公式ホームページをご確認ください。
→岡山市不妊に悩む方への特定治療支援事業のご案内(不妊治療の保険適用への円滑な移行支援について)
岡山県では、平成16年から岡山大学病院内に「岡山県不妊専門相談センター『不妊、不育とこころの相談室』別ウィンドウで開く」を開所し、不妊症や不育症により子どもを持つことができない方々、将来の妊娠に不安を持つ方々の悩みについて、解決に向けた相談を受け付けています。
相談員がしっかりとみなさんの気持ちに寄り添って、必要に応じたアドバイスやサービス、窓口の紹介も受けられます。
相談は予約制で、不妊カウンセラー・臨床心理士・助産師・医師などによる個別相談が可能です。
また、相談料は無料です。
もちろん秘密は厳守されますので、お気軽にご相談ください。
【日時】月曜・水曜・金曜13時から17時
毎月第1土曜・日曜10時から13時
開所時間内は電話での相談や、相談室での図書や資料、DVDなどの閲覧ができます。
※第1日曜は事前予約の方のみとなります。
※祝日、年末年始(12月29日から1月3日)はお休みです。
来所での相談は、原則として予約制です。電話かメールで事前に予約をしてください。
ご夫婦や恋人同士でも、もちろんお一人でも結構です。
相談は個室で対応します。
※火曜日はオープン日のため、個別相談は行っていませんが、自由に来所が可能です。
086-235-6542
月曜・水曜・金曜13時から17時(祝日は休み)FAX: 086-235-6542
※メール・FAXでの相談受付は24時間いつでも行っています。ただし、お返事に数日かかることがあります。
※回答はパソコンメールから返信されますので、受信できる設定にしてください。回答がない場合には、お電話等でご確認ください。
などなど、不安や悩みは人それぞれですが、相談員が親身に話を聞き、解決への糸口を一緒に探します。
「岡山県不妊専門相談センター『不妊、不育とこころの相談室』」では、個別相談のほかに、不妊症・不育症に関する知識を深める機会として、講演会やセミナー等を開催しています。
開催予定については、ホームページ別ウィンドウで開くをご確認ください。
岡山県不妊専門相談センター「不妊・不育とこころの相談室」
所在地:岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学病院中央診療棟4階
開所時間:月曜・水曜・金曜の13時から17時まで
火曜11時から15時まで
毎月第1土曜・日曜の10時から13時まで
※祝日・年末年始はお休み
電話: 086-235-6542