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感染症発生動向(岡山市感染症情報センター)

[2025年2月20日]

ID:8327

新着情報

岡山市内の感染症発生動向

NEW【速報】定点把握疾患(週報告)令和7年第7週(2月10日から2月16日)

定点把握疾患(週報告)の総評 令和7年第7週(2月10日から2月16日)

インフルエンザ

  • 第7週の報告は30件(定点あたり1.36)で、第6週の報告は36件(定点あたり1.64)から減少しました。
  • 過去には、2003/2004年シーズンに定点当たり56.2、2004/2005年シーズンに60.1、2014/2015年シーズンに56.4の報告がありましたが、今シーズンはそれを上回り、2024年第52週は63.14と過去20年間でも最も多い報告数となっており、大きな流行が起きています。
  • 第7週の全国平均は定点あたり2.63(前週3.78)、岡山県平均は定点あたり1.90(前週2.24)と減少しています。
  • 岡山市内の基幹定点医療機関からのインフルエンザ入院の報告は、第5週は0件(0.00)、第6週は0件(0.00)でした。
  • 病原体検査ではインフルエンザApdm09が多く検出されています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

  • 第7週の報告は50件(定点あたり2.27)で、第6週の報告は58件(定点あたり2.64)から減少しました。
  • 第7週の全国平均は定点あたり5.15(前週5.82)、岡山県平均は定点あたり4.64(前週4.70)となっています。
  • 基幹定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症の入院の報告は、第6週は3件(3.00)、第7週は5件(5.00)でした。
令和5年5月8日以前の感染者の発生動向は下記ホームページをご参照ください。

 「新型コロナウイルスの岡山市内における感染者の動向(令和5年5月8日以前)」

感染性胃腸炎

  • 第7週の報告は105件(定点あたり7.50)で、第6週の報告は167件(定点あたり11.93)から減少しました。
  • 年始から増加傾向が続いていますが、第7週では減少しました。
  • 例年1~2月は発生数が増加します。手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。

伝染性紅斑(リンゴ病)

  • 第7週の報告は1件(定点あたり0.07)で、第6週の報告は0件(定点あたり0.00)から増加しました。
  • 伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19による感染症です。微熱やかぜの症状などがみられ、その後両頬に赤い発しん(紅斑)が現れます。また、妊婦が感染すると、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。
  • 全国は、直近で2019年頃に流行が起きていましたが、昨年末より2019年と同程度の定点当たり報告数となっており、流行が起きています。岡山市で報告数の増加は見受けられていませんが、咳エチケット、手洗いなどの対策を心がけ、感染予防に努めましょう。

定点把握疾患(週報告)の発生動向 令和7年第7週(2月10日から2月16日)

週報グラフと患者数のダウンロード

週報第7週(令和7年2月10日から2月16日)

定点把握疾患(月報告)

全数把握疾患(1類から5類全数把握疾患)

第7週(令和7年2月10日から2月16日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 2類:結核 4件(20代男性1名、60代男性1件、80代女性1件、80代男性1名)
  • 5類:梅毒 1件(10代女性1名)
  • 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 1件(60代男性1件)
  • 5類:百日咳 1件(70代女性1件)


第6週(令和7年2月3日から2月9日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 2類:結核 2件(70代男性1件、80代女性1件)
  • 5類:梅毒 4件(20代女性2名、20代男性1名、40代男性1件)


第5週(令和7年1月27日から2月2日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 2類:結核 6件(20代男性1件、50代女性1件、70代男性1件、80代女性1件、90代男性2件)
  • 5類:梅毒 1件(40代男性1件)
  • 5類:麻しん 1件(40代男性1件) 


第4週(令和7年1月20日から1月26日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 2類:結核 6件(20代男性1名、40代女性1名、40代男性1名、70代男性1名、80代女性1名、80代男性1名)
  • 3類:腸管出血性大腸菌感染症 2件(10代未満男性1名、30代女性1名)
  • 4類:レジオネラ症 1件(50代男性1名)
  • 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 1件(50代女性1名)
  • 5類:梅毒 5件(10代女性1名、20代女性2名、30代男性1名、50代女性1名)
  • 5類:カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症 1件(70代男性1名)


第3週(令和7年1月13日から1月19日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 2類:結核 2件(70代男性1名、100歳以上女性1名)
  • 3類:腸管出血性大腸菌感染症
  • 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 1件(70代女性1名)
  • 5類:急性脳炎 7件(10代未満女性1名、10代未満男性4名、10代男性2名)


第2週(令和7年1月6日から1月12日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 5件(10代未満男性1件、60代女性1件、70代男性3件)
  • 5類:梅毒 3件(20代女性1名、20代男性1名、40代男性1名)


第1週(令和7年12月30日から1月5日)に全数把握疾患の届け出はありませんでした。


第52週(令和6年12月23日から12月30日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 5類:アメーバ赤痢 1件(40代男性1名)
  • 5類:カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症 1件(50代男性1名)
  • 5類:後天性免疫不全症候群 1件(40代男性1名)
  • 5類:梅毒 6件(20代女性2名、30代男性2名、40代男性1名、50代男性1名)


第51週(令和6年12月15日から12月22日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 2類:結核 5件(20代男性1名、40代男性1名、70代男性1名、80代女性1名、80代男性1名)
  • 5類:急性脳炎 2件(10代未満男性1名、20代男性1名)
  • 5類:梅毒 2件(10代女性1名、40代男性1名)


第50週(令和6年12月9日から12月15日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。

  • 2類:結核 5件(10代男性2名、20代男性1名、30代男性1名、90代男性1名)
  • 3類:腸管出血性大腸菌感染症 1件(90代女性1名)
  • 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 1件(90代男性1名)
  • 5類:梅毒 7件(20代女性1名、10代男性1名、20代男性2名、30代男性2名、40代男性1名)

(医療機関向け)各類疾患の届出基準と届出様式

届出を要する疾患

1類、2類、3類、4類疾患はいずれも、患者確定例、無症状病原体保有者ともに診断した医師は、直ちに届出ください。
5類全数疾患を診断した医師は、7日以内に最寄りの保健所にお届けください。ただし、麻しん、風しんについては診断後直ちに届け出てください。

届出に関するお知らせ

関連情報(感染症発生動向)

お問い合わせ

保健福祉局保健所感染症対策課 感染症対策係

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1290 ファクス: 086-803-1713

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