新着情報
岡山市内の感染症発生動向
NEW【速報】定点把握疾患(週報告)令和7年第3週(1月13日から1月19日)
定点把握疾患(週報告)の総評 令和7年第2週(1月6日から1月12日)
第1週の報告数につきましては、年末年始における休診等の影響により感染症発生動向が反映されていない可能性がありますので、2024年第52週と比較しています。
インフルエンザ
- 第2週の報告は692件(定点あたり31.45)で2024年第52週の1389件(定点あたり63.14)から半減しました。
- 過去には、2003/2004年シーズンに56.2、2004/2005年シーズンに60.1、2014/2015年シーズンに定点当たり56.4の報告がありましたが、今シーズンはそれを上回り、2024年第52週は過去20年間でも最も多い報告数となっており、大きな流行が起きています。岡山県下でもインフルエンザ警報が発令中です。
- 第2週の全国平均は定点あたり35.02(第1週35.02)、岡山県平均は定点あたり35.9(第1週34.32)となっています。
- 病原体検査ではインフルエンザApdm09が多く検出されています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
- 第2週の報告は95件(定点あたり4.32)、2024年第52週の78件(定点あたり3.55)から増加しました。
- 第2週の全国平均は定点あたり7.08(第1週5.32)、岡山県平均は定点あたり7.51(第1週5.52)となっています。年末まで、全国では5週連続、岡山県では8週連続で定点当たり報告数が増加しており、今後の感染拡大が懸念されます。
令和5年5月8日以前の感染者の発生動向は下記ホームページをご参照ください。 「新型コロナウイルスの岡山市内における感染者の動向(令和5年5月8日以前)」
感染性胃腸炎
- 第2週の報告は72件(定点あたり5.14)、2024年第52週の84件(定点あたり6.00)から減少しました。
- 例年1~2月は発生数が増加します。手洗いを習慣づけ、感染防止に努めましょう。
定点把握疾患(週報告)の発生動向 令和7年第2週(1月6日から1月12日)
週報グラフと患者数のダウンロード
定点把握疾患(月報告)
全数把握疾患(1類から5類全数把握疾患)
第2週(令和7年1月6日から1月12日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。
- 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 5件(10代未満男性1件、60代女性1件、70代男性3件)
- 5類:梅毒 3件(20代女性1名、20代男性1名、40代男性1名)
第1週(令和7年12月30日から1月5日)に全数把握疾患の届け出はありませんでした。
第52週(令和6年12月23日から12月30日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。
- 5類:アメーバ赤痢 1件(40代男性1名)
- 5類:カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症 1件(50代男性1名)
- 5類:後天性免疫不全症候群 1件(40代男性1名)
- 5類:梅毒 6件(20代女性2名、30代男性2名、40代男性1名、50代男性1名)
第51週(令和6年12月15日から12月22日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。
- 2類:結核 5件(20代男性1名、40代男性1名、70代男性1名、80代女性1名、80代男性1名)
- 5類:急性脳炎 2件(10代未満男性1名、20代男性1名)
- 5類:梅毒 2件(10代女性1名、40代男性1名)
第50週(令和6年12月9日から12月15日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。
- 2類:結核 5件(10代男性2名、20代男性1名、30代男性1名、90代男性1名)
- 3類:腸管出血性大腸菌感染症 1件(90代女性1名)
- 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 1件(90代男性1名)
- 5類:梅毒 7件(20代女性1名、10代男性1名、20代男性2名、30代男性2名、40代男性1名)
第49週(令和6年12月2日から12月8日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。
- 2類:結核 1件(70代女性1名)
- 5類:アメーバ赤痢 1件(60代男性1名)
- 5類:急性脳炎 1件(10代女性1名)
- 5類:梅毒 2件(20代女性2名)
第48週(令和6年11月25日から12月1日)に届け出のあった全数把握疾患は以下の通りです。
- 2類:結核 1件(10代未満女性1名)
- 3類:腸管出血性大腸菌感染症 1件(50代女性1名)
- 5類:急性脳炎 1件(10代男性1名)
- 5類:劇症型溶血性レンサ球菌感染症 1件(70代女性1名)
- 5類:侵襲性肺炎球菌感染症 1件(60代男性1名)
- 5類:梅毒 2件(40代男性2名)
(医療機関向け)各類疾患の届出基準と届出様式
届出を要する疾患
1類、2類、3類、4類疾患はいずれも、患者確定例、無症状病原体保有者ともに診断した医師は、直ちに届出ください。
5類全数疾患を診断した医師は、7日以内に最寄りの保健所にお届けください。ただし、麻しん、風しんについては診断後直ちに届け出てください。
届出に関するお知らせ
- (平成30年5月から)急性弛緩性麻痺が5類感染症(全数把握疾患)に追加されました
関連情報(感染症発生動向)