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環境パートナーシップ事業 ニュースレター

第2号
平成14年1月21日 発行

 トピックス

写真: 川口環境大臣と語るタウン・ミーティング 「川口環境大臣と語るタウン・ミーティング」

 環境省発足以来全国各地で開催されている「川口環境大臣と語るタウン・ミーティング」が昨年の12月8日に岡山市(会場:岡山国際ホテル)で開催されました。これは参加者と川口環境大臣が直接意見交換をする会議です。当日は環境大臣が地球温暖化問題について講演し、その後約300人の参加者と様々な意見交換が行われました。

 会場から出た主な意見 (パートナーシップに関するものを抜粋)

  • 行政・企業・市民が協働で環境活動に取り組むための窓口として「パートナーシッププラザ」が整備されているが、地方にももっと必要ではないか。せめて県にひとつくらいは。
    → (大臣)地球温暖化センターを各県にひとつ整備する計画なので、そういうものと一体的で考えていってもらいたい。
  • 環境カウンセラーをもっと活用すればいいのではないか。
  • 環境保全活動については、地域のリタイアされた方がサポートするというのはとても効果的なことなのでもっとあってもいいいのではないか。
  • ゴミ0運動をしている。どこか遠くにもっていって処分するのではなく、自分たちの地域内で処理できるようなシステムをつくっていっている。「小さく動く」ことを念頭に置いて。
  • 小学生に環境問題に関心を持ってもらえればと、環境日記という冊子を無償で 配布しているが、環境省と文部科学省の連携が弱いという印象を受けた。もっと密に連携すべきだ。
  • 自宅を新築した際、助成金をもらって太陽光発電施設を設置した。電気代も浮くし、環境への負荷も低減できるので、今後も助成金制度を続けるべきだ。
    → (大臣)環境を保全する上で、個人的な取組をしていただくのは非常に重要だと考えている。また、補助金の件は経済産業省に伝えておく。
  • 今日の資料で「アイドリング・ストップ」などの資料が入っていたが、初めてみた。もっと広くいきわたるよう工夫し、どんどんPRすべきだ。

 参加された方の感想

グリーン・パートナーおかやま(環境パートナーシップ事業 アダプトプログラム部門参加団体)
藤原瑠美子さん

 岡山市に環境大臣を迎えていただいたことに感謝します。21世紀は環境革命の時代、これに成功しなければ全ての生命は生き延びられないと感じ、問題に真剣に取り組む方々の意見、大臣の爽やかな応対には奥の深い環境問題に明るい日差しを感じました。行政・住民一体とした解決に走り出したと確信し、勇気と力がわきました。参加した意義を大切にし、先進国の中で森がかなり残っていることを幸福と考え、輪を広げ邁進します。生み育て、全ての命を等しきものと考え協調愛をベースにした母性をそなえた女性大臣は適任、がんばっていただきたいと思います。

 

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