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ホタルが飛び交う季節になりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。これから暑くなりますが、お体にお気をつけください。
平成14年2月19日、岡山商工会議所ビルで「グリーンカンパニー活動」に関する講習会(岡山市主催、岡山商工会議所等共催)が開かれました。 「グリーンカンパニー活動」とは、工場や事業所等が自らの活動から発生する環境負荷を継続して低減しようとする取組で、岡山市環境パートナーシップ事業の対象活動の一つとなっています。 講習会の内容は、グリーンカンパニー活動の必要性や先進事例等に関する山中芳夫教授(大阪学院大学)の講演、環境省環境カウンセラーや市の担当者による取組方法に関する話の後、より具体的な内容について、参加者が直接、専門家からアドバイスを受ける個別相談会などです。 この時点での参加団体は6事業所程度であり、参加状況が心配でしたが、当日は、製造業をはじめ、建設業や小売業、金融業、設計事務所等、様々な業種の人たちが約100名程度参加され、また、日頃、ビジネスの上では、ライバル関係にある事業所の担当者同士が、環境保全活動に関して情報交換を図るなど、講習会への参加を通じ、グリーンカンパニーに取り組む人たちの交流の場ともなったようでした。
地球環境問題をはじめとする現在の種々の環境問題を解決していくためには、すべての人たちによる取り組みが必要ですが、特に事業活動は、様々な環境への影響を及ぼす可能性を持っており、法令による規制基準などを守ることはもちろん、より高度な環境保全活動に、自主的・積極的に取り組むことが大切です。 また、環境に配慮した製品等を優先して購入する「グリーン購入」等の広がりにより、今や「環境問題」への対応のあり方が企業の経営を左右する時代となってきています。 今後、このような事業所の活動内容について、より多くの市民の皆さんが理解し、また、支援・評価することにより、21世紀を生き抜く「環境先進企業」の輪が全市的に広がっていくことを願っています。
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