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環境パートナーシップ事業 ニュースレター

第7号
平成15年6月10日 発行

イラスト: 梅雨 木々の緑も深くなり、草の生長も著しい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしようか。さて、第7号のニュースレターができましたのでお送りします。活動の参考にしていただければ幸いです。

 トピックス

 6月は環境月間
はじめています 地球に優しい新生活

 「CO2を減らす努力をすることは家計の節約にもなり目に見えた変化がわかります」と環境家計簿を一年間つけられた、畦 五月さんを訪ねました

写真: 畦 五月さん
畦 五月さん

倉敷市立短期大学などで非常勤講師。専門は栄養学。ご主人とお子さん小3・中1の4人家族。モットーは、「常に学生と共に環境問題を考える」

 寝る前にコンセントを抜くだけで800円!!

図: 地球温暖化防止 「使わない部屋の照明は消す。炊飯器・湯沸しポットの保温は切る。寝る前にはテレビ・ステレオなどは電源を切るだけではなくコンセントを抜く。これだけで月800円も節約・節電になるんですよ」と、畦さんは実践されています。「電気代金の明細には、前年同月の使用量も記載されているんです」と去年の比較もできて、毎月節電の成果を見るのが楽しみになるそうです。
 交通手段は徒歩・自転車の他に電車やバスを使い、車のガソリン代は年間約4千円程とか。洗濯では、セラミックボールを入れて洗剤と水を減らし、炊事では、生ゴミは堆肥にされています。食器などは洗う前に布で拭くようにして、水環境を考えた工夫をされています。それでもCO2は出ているのです。

 まだまだ課題が…

 一方、布などで拭けばゴミが増え、資源ごみは洗うための水道使用量が増すということになります。環境を守る努力とこのようなジレンマが、畦さんのこれからの課題のようです。
 この地球では便利で楽な暮らしになっただけ、つけが確実に私たちに迫ってきています。 (市民環境記者 大月)

 写真: 生ゴミは堆肥に
生ゴミは堆肥に

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