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【第8号 平成15年9月5日 発行】 |
広がる田園地帯に一本の花の道
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![]() 興陽高校の生徒たちと一緒に受講! |
このフラワーロードは今ではきれいに整備され、道行く人に美しい姿でこの地域を和ませてくれていますが、ここまで仕上がるには、地域の協力とさまざまな苦労があったようです。発足当時は、近くの県立興陽高校の先生に苗作り・土作りなどの園芸指導を受け、さながら生徒の皆さんと共に青空教室です。一人あたり月500円の積立て貯金で苗・肥料・予防薬などの購入にあてています。
メンバーの一人は失敗談として、冬の水撒きで川に落ちてしまったとか。「苗作りでは水をやりすぎて苗を腐らせたこともありました。花よりどんどん成長する草取りや水撒き・防虫駆除などの管理も大変です」と、メンバーの皆さんは口をそろえて苦労話を語ります。
「水撒きは担当場所を決めて負担のかからないようそれぞれが自主的にしてるんです」さらに、「ペット連れのマナーはいいし、ご近所の方が散歩されると『きれいじゃなぁ!』と声をかけてくれると嬉しいんですよ」と、代表の白神さんは目を輝かせていました。
苗の植え替えは年二回で、秋から春にかけてはパンジー・ハボタン・冬知らず・ノースポールやハナミズキなどの花が楽しめます。今の時期は、マリーゴールド・花手毬・ポーチュラカ・ペチュニアなど色とりどりに咲き乱れ、ただ今夏の花真っ盛りです。10月頃までは楽しめるそうです。
将来は公園化を夢見て、ますます活動に励むメンバーの方々でした。みなさんもぜひ一度、藤田の五番川フラワーロードへ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?(市民環境記者 大月)
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