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日時:11月28日(日)12時 地域から盛り上がれ 環境運動! 非常に分かりやすい興味のある具体的な報告をたくさん聞くことができました。そして私たちは自然保護や環境保全は人間以外の動植物のためだとか農家の問題とだけ思っていましたが、実は自分自身がその当事者でありしかも受益者であったのです。
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![]() 市長も割ぽう着姿で! |
![]() 木材チップが燃料のストーブ |
![]() 廣本さん |
5団体のスピーチ発表があり、どのグループも活発に日頃の活動を発表されていました。
岡山市立福田中学校理科同好会の報告する姿に世代を超えた取組の必要性を感じ、また松下電器産業(株)PAVC社岡山工場、(株)サンキョウ-エンビックスの各企業の活動の報告では、積極的な環境への取組の報告や省エネ効果の具体的な金額が提示されていて説得力がありました。操山里山クラブの発表では、ごみ収集を平成12年度から年4回行い、650kgだったごみの量が今年は100kgにまで減ってきているとの報告がありました。『地域の人たちの意識向上と活動によって環境を守ることができるんだ』という明るい気持ちになれました。環境を語る会では「エコちゃん運動」と「岡山市京山地区ESD環境プロジェクト」で映像での報告や地域の人たちとの連携作りについてなど活発な討議がなされていました。
会場の外では、日本の風を科学した「ハイブリッド・ウイングス」という高効率風力発電装置のモデルも展示。また木材のチップを用いたストーブの実演が行われ、参加者それぞれに活動の説明をしたり、他団体との情報交換をしたりして有意義な一日を過ごしました。
会場を後にするときには、生石学区婦人会の人達による、手作りの廃食油固形石鹸が記念品として配られました。
岡山市環境パートナーシップ交流会を一日取材して一番感じたことは『環境問題はもはや他人事ではなく、世代を超え、地域を越え、みんなが真剣に考え、行動をしなければならない時が来ている』ということでした。
また、私達が環境保全のために、今日からでもできることがいっぱいあることもわかりました。(市民環境記者 近藤)
研究課題を活かして
今後に発展!
11月28日(日)は晴天に恵まれ、車は一路南へ走り桑野の「岡山ふれあいセンター」へ。小ホールでは10時から岡山市中学・高校環境研究発表会が開催されました。
今年で8回目を迎えた岡山市中学・高校生の環境研究発表会は、今までから場所を移して桑野の「岡山ふれあいセンター」で開催されました。会場が中心地から離れている事の心配に反して、会場ホールは引率の先生や制服姿の生徒たちで賑わっていました。しかも、今回の参加校は4校が初出場校でした。
京大名誉教授の奥田節夫先生と岡山ユネスコ協会理事の池田満之さんをゲストに、総評やアドバイスをいただきました。
生徒たちは、パワーポイントを使って各校独自のカラーで日頃の活動を約10分間に要約して発表しました。
関西高校・福田中学・一宮高校の3校は、河川の水生昆虫の生息の様子や汚染・水質・ダムが及ぼすCODの変化など「水」をテーマとした研究でした。
学芸館高校は「エネルギー教育実践校」として、電力と環境との関わりを調査し発表しました。
農業面でのパイオニアである興陽高校は、菜の花を栽培したナタネの活用、肥料や廃油の再利用などの環境学習を実践。そして、周辺地域にも活動の輪を広げています。
生徒たちの活動発表を終え、奥田先生は発表のポイントとして、「自分たちだけがわかるのではなく、多くの人にわかるようにまとめること」や「目的を持って他校と連携をとりながら、役に立つように研究すること」そして、「研究の成果を周りの人に役立ててもらうことが大切」との総評を述べられました。
また、自ら環境プロジェクトを実践されている池田さんからは、「例えば川をきれいにして何をしようか?」「川の中を歩いてみよう!昔話のように川で洗濯をしよう!」と目標を持って地域へ還元し、豊かな自然や温暖化防止の将来像を描くように、とアドバイスをもらいました。
最後に萩原市長は、参加者の中・高生には「自分たちが住んでいる地域のつなぎ役」になってほしいと、呼びかけました。
情報化社会の今こそ、この輪をますます広げたいものです。(市民環境記者 大月)
一年間のうち「冬季」は自動車交通量の増加、ビルや家庭の暖房の影響、更には冬特有の気象条件等により、代表的な大気汚染物質である窒素酸化物(NOx)の濃度が特に高くなる期間です。そこで・・・
便利で快適な生活が実現する一方で、私たちは大量のエネルギーを消費し、大気中に二酸化炭素を排出してきました。二酸化炭素の増加による地球の温暖化は国際的な環境問題となっています。人々の生活に大きな影響をもたらす地球の温暖化を防止するためには、私たち一人ひとりの環境への配慮が不可欠です。私たちの生活を見直し、地球を温暖化から守るためにできること、はじめませんか。
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