
コマツヨイグサ(あかばな科) |
河原や海岸の砂地によく生える2年草。茎は40センチメートルぐらいで直立せず地表を横に枝分かれしながら伸びる。夏から秋に黄色い花が夕方に開き翌日にしぼむ。しぼんだ花は赤くなる。
本種の仲間のマツヨイグサ、ツキミソウ、オオマツヨイグサなどは、どれもアメリカ大陸原産で日本に江戸〜明治時代に渡来して野生化し繁殖している。花の形や咲き方もよく似ている。
名前は、小形のマツヨイグサの意。また、マツヨイグサの名は牧野新日本植物図鑑によると[日本名]待宵草の意味で、花は夕方になると始めて咲くので宵を待つと表現したものである。宵待草は誤称とある。
詩歌の表現では待宵草より宵待草の語感の方がよいように思える。 |
|
|
|