池田家文庫は、岡山大学附属図書館が収蔵する、江戸時代の備前岡山藩の藩政資料を中心とした約10万点にものぼるコレクションです。平成17年3月に岡山市と岡山大学の間で文化事業協力協定が結ばれ、それを機に「池田家文庫絵図展」として、毎年、テーマに沿った資料を岡山シティミュージアムで展示してきました。令和元年からは林原美術館の収蔵品も加わり、備前岡山藩の歴史遺産が一堂に会する貴重な機会となっています。
今回は、江戸時代のはじまりまでの時期における池田家の動向と社会の動きに焦点を当て、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に関する文書、戦国・織豊期の池田家当主所要の品々、池田家歴代にゆかりのある土地や城の絵図などを展示します。
岡山シティミュージアム 5階展示室
岡山市北区駅元町15-1 リットシティビル南棟
令和6(2024)年11月9日(土曜日)から12月8日(日曜日)
午前10時から午後6時(入場は午後5時30分まで)
毎週月曜日
一般310円(20名以上の団体は一人250円)
(注意)以下の方は無料です。
岡山大学附属図書館、岡山シティミュージアム
林原美術館
岡山県教育委員会・岡山市教育委員会
JR岡山駅西口向かい、リットシティビル南棟4・5階(「池田家文庫絵図展」は5階で開催)
岡山駅中央改札を出て、東西連絡通路を西に進むと左手に当館が見えます。
令和6年11月9日(土曜日)午前10時10分から午前10時40分
岡山シティミュージアム 5階展示室
岡山大学 学術研究院社会文化科学学域 准教授 東野 将伸 さん
本展の監修者による展示品解説
事前申し込み不要(展覧会入場券が必要です)
「江戸時代のはじまり」は、イコール「中世のおわり」なのだろうか?15世紀半ばから、16世紀後半にかけての戦国時代に、中世が終わっていくのは確かである。しかし、それは即座に近世のはじまりを意味するものではなく、戦国時代は多様な未必の可能性がせめぎ合った時代であった。本講演では主として毛利元就や宇喜多直家らが活躍した戦国時代の中国地方を素材に、この時代に何が終わり、次の「はじまり」までに、どのような可能性が展開したのかを考える。
令和6年11月23日(土曜日)午後2時から午後4時
岡山シティミュージアム 4階講義室
岡山大学学術研究院教育学域 教授 村井良介 さん
80名(先着順)(注意)事前の電話申し込みが必要です。
関ヶ原合戦図
信長記(重要文化財)から一部
姫路城内家臣用屋敷割図
大坂夏御陣図
池田輝政宛徳川家康書状
青貝泊蝶紋付鞍・獅子金象嵌鐙 池田輝政・利隆所用
展覧会図録を、本展会場(シティミュージアム)で、無料配布します。
900部、先着、本展来場の方一人1冊まで
配布が終了した場合、岡山大学附属図書館ホームページで、電子版を公開します。
池田光政との国替えにより、初代鳥取藩主となった池田光仲。以来その子孫が鳥取藩を治めました。鳥取藩池田家墓所は国指定史跡に指定され、風光明媚な名跡として知られます。(公財)史跡鳥取藩主池田家墓所保存会では、地域の歴史や史跡を広く知っていただくために、毎年池田家墓所写真コンクールを開催しています。この度、岡山シティミュージアムとの共催で、入賞作品の巡回展示とミニ講演会を開催します。
岡山シティミュージアム5階ロビー
令和6(2024)年11月9日(土曜日)から12月8日(日曜日)
無料
写真 第17回写真コンクール写真部門最優秀賞「顕現せし霊獣」西川宗史 さん
大名池田家による鳥取と岡山のつながりを、文献からひも解きます。
令和6(2024)年11月30日(土曜日)午後1時30分から午後3時 (補足)午後1時開場
岡山シティミュージアム5階展望室
鳥取市歴史博物館 学芸員 伊藤 康晴 さん
30名(記念品プレゼント)
聴講無料、申し込み不要
国史跡 鳥取藩池田家墓所
公益財団法人史跡鳥取藩主池田家墓所保存会(鳥取県地域社会振興部文化財局内)
電話 0857-26-7524 ファクス 0857-26-8128所在地: 〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1 [所在地の地図]
電話: 086-898-3000 ファクス: 086-898-3003