平成27年2月9日@教育長室(教育委員室)
これから1年間、教育長室に展示する絵の作者が教育長室を訪れ、山脇教育長と一緒に絵を鑑賞するとともに、学校での様子などについて歓談しました。
教育長室に展示している絵は、毎年、子どもたちが描いた作品を学校園からお借りして展示しているもので、今年も幼稚園児から中学生までが描いた素敵な作品が集まっています。
とんぼが運動会をしている想像力豊かな作品や岡山の二重の塔を力強く描いた作品など、どの作品もそれぞれに特徴があり、教育長室を華やかにしてくれています。
教育長室は、教育委員会会議が開催されたり、多くのお客様が来室されたりする場所ですが、この4枚の絵のおかげで、会議の合間にほっと一息つけたり、来室される方と子どもたちの話題で盛り上がったりすることがあります。
絵を目にする度に、子どもたちの笑顔を思い浮かべ、改めて教育の課題解決に向けて取り組んでいこうという気持ちになります。
平成27年2月4日@市役所3階第3会議室
「岡山市どろんこ教育賞」及び「どろんこ教育賞特別賞」の表彰式が行われました。
岡山市どろんこ教育賞は、心豊かな子どもの育成に情熱を傾け、日々地道に取り組んでいる教職員や明るい学校生活づくりに取り組んでいる児童生徒を表彰するものです。また、特別賞として、創作紙芝居の制作に取り組むことで豊かな心を培った園児を表彰しています。
山脇教育長が受賞者に表彰状を渡し、曽田教育委員長があいさつを行いました。また、授賞式後に、1階市民ホールで山脇教育長が、「教育長のお話タイム」と題し、園児たちが制作した創作紙芝居の読み聞かせを行いました。
添付ファイル
山脇教育長から表彰状を受け取る園児
あいさつをする曽田教育委員長
受賞者と談笑する来賓の大森市長
教育長のお話タイム
平成27年1月30日@操南中学校(中区藤崎)
1月24日から30日まで、全国的に実施された「学校給食週間」行事の一環として、教育委員が操南中学校を訪問しました。
この取組は、学校給食の現状を視察し、学校給食に対する理解を深めるために毎年行っているものです。
操南中学校は、今年度、学校における食育を充実するために、全国のモデルとなる計画を作成・実践する「スーパー食育スクール事業」の実践校として文部科学省から指定を受けており、「客観的指標を用いた食育による食生活の改善と学力向上の取組」をテーマに、様々な取組を行っています。
教育委員は、これらの取組について説明を受けた後、生徒と一緒に給食の時間を楽しみました。
平成27年1月28日@京都市右京区
道徳教育の改善・充実に向けた国の動きが具体的になっていく中、道徳教育の先進的な取組を進めている京都市内の小中学校を教育委員が訪れました。
訪問したのは、京都市立双ヶ丘中学校と同中学校区内にある京都市立花園小学校。中学校の訪問時には、京都市教育委員会の学校指導課の方にも同席していただき、京都市全体の道徳教育の推進状況もお聞きすることができました。
両校では、ゲストティーチャーや図書館、創作教材等を活用した「自ら考える道徳」、全学級の生徒を体育館に集めて行う「学年道徳」、休日参観での「親子道徳」等を実践しており、京都市全体では全中学校の生徒会代表が集い、自分たちでルールを考えて発信する「生徒会サミット」等を毎年開催するなど、あらゆる教育活動を通じて心を育てていこうとする道徳の推進体制がしっかり整っていました。また、協議の中では、道徳と生活指導を学校運営の両輪に据えて取り組むことで、学級・学校が落ち着き、人間関係も深まり、結果として学力も向上してきたというお話を伺うことができ、心の教育の充実があらゆる面に好影響を与えることを改めて感じ取ることができました。
教科化に向けた取組としては、道徳の評価に当たって、「校務支援システム」を活用した全教員による全校生徒の「いいとこみつけ」の記録・保存を検討しているとのこと。同システムは本年度から本市でも全学校に導入しており、これからの道徳教育を考えていく上で大きなヒントをいただくことができました。
中1の道徳の時間。成人式の記事をもとに、「大人とは何か」をみんなで考えています。
中3の授業。教室掲示も充実しています。
授業参観後の協議。小中連携・地域連携を存分に生かした心の教育の推進,これからの道徳教育のあるべき姿等々…たくさんのヒントをいただくことができました。
平成27年度1月20日@教育委員室
1月教育委員会定例会を開催し、4件の報告案件及び1件の議案について審議しました。
第2号議案「平成27年度の学力・学習状況調査への対応について」では、指導課長から、全国調査及び県調査を通して、「本市児童生徒の学力及び学習状況を把握・分析し、教育施策に反映する」「学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善に役立てる」また、県調査は、中学校1学年が対象になっていることから、「小・中が調査結果を共有するなどの連携を図り、岡山型一貫教育を推進する」といったねらいをもって調査に参加するという事務局の方針が示されました。
教育委員からは、「例年参加している調査だから、今年も参加するというのではなく、参加することのメリット・デメリットを考えて決めなければいけない」「調査の問題は、子どもたちの力を測ることができる良問なので、参加して、しっかり活用した方がよい」「実際に、昨年度の結果を受けて、何か対策を行ったのか」という意見や質問がありました。また、昨年度の教育委員会での協議を受け、調査の結果を子どもたちへの指導に生かすために結果の返却時期を早めるよう国へ要望したが、改善がなされていないことに触れ、「単市で要望しても難しいということであれば、県や県内の市町村などと一緒に要望してはどうか」という意見も出されました。
学力・学習状況調査の結果の活用については、子どもたちがどこでつまずいているのかを把握できる「ますかっとプリント」(算数プリント)を作成したり、授業の中で必ず取り組むことを示し、市内の学校の全ての教員がその方針に沿って実践することで、授業改善につなげていく取組を進めたりしています。
こうした状況も踏まえ、結果の返却時期、活用方法、公表の仕方などいくつか課題はあるものの、子どもたちのために生かすことに主眼を置いて、調査に参加することで議決しました。
平成27年1月15日@勤労者福祉センター(北区春日町)
第3回岡山っ子育成条例推進会議を開催しました。
この会議は、市民協働で行う「自立する子ども」の育成の在り方について、家庭・学校園・地域社会・事業者の代表者が集まり、皆で考えていくもので、今期(平成25年度・26年度)は、「家庭の教育力向上」をテーマに協議を進めています。
第2回会議では、各団体が行った家庭の教育力向上に向けた取組についての成果と課題のうち、課題の部分の背景を考えていく中で、「実践者同士のつながりが薄い」「実践者と家庭とのつながりが薄い」などの状況が改めて明らかになりました。
そのため、今回は、「つながり」や「かかわり」をキーワードに、家庭・学校園・地域社会・事業者が混合グループとなり、他の団体に協力してもらうことで課題が解決することや取組がより充実することについて、意見交換を行いました。
などの意見が出されました。
今回の推進会議では、各団体の方をはじめ、事務局職員も含めて率直な意見交換を行うことができ、「市民協働による自立する子どもの育成」に必要な相互理解や課題の共有などを行うことができたと思います。
教育委員会としては、今回いただいた意見を心に留めて日々の業務を行うとともに、施策に生かしていきたいと思います。
平成27年1月5日@教育委員室
仕事始めに当たり、山脇教育長が教育委員会事務局の幹部職員を前に新年のあいさつを行いました。
冒頭、山脇教育長は、「正月は心の節を作る大切な時期。新年を皆で迎えることができて嬉しく思う」と述べ、職員を激励するとともに、新年の抱負を語りました。
昨年の出来事を振り返りながら、「学力向上や不登校・問題行動の解決、社会教育施設や文化財の在り方等、教育委員会にとっては多くの課題に取り組まないといけない1年であった。今後、これらのことを着実かつ確実に進めていくには、多様な人と協働して取り組むことが大切である。それに加えて、スピード感と臨機応変な対応が求められる。職員一人一人の力を結集し、組織の力へと変えていってほしい」と職員に指示しました。
また、未年にちなみ、「『羊』という漢字は、『善』や『祥』など、良いこと、美しいことを表す漢字によく使われている。この字のように、今年1年が我々にとってもよい1年であるよう、教育行政の充実にまい進してほしい」と話しました。
平成26年12月19日@教育委員室
2015年岡山市新成人の集い実行委員が、来年1月に開催される同集いの企画説明及び出席依頼のため、山脇教育長のもとを訪れました。
来室したのは、実行委員長の宮谷ゆりあさんをはじめ、湯川愛子さん、生本あんなさん、花房功基さん、守屋祐美さんの5名。
今年のテーマは、「若木々(わたしたち)、大集合!~夢へのスタートライン~」。若木を自分自身に見立て、20年間で受けた愛情という「支え」を糧に「成長」し続けていること、新成人の集いが皆にとって改めて「決心」の時になればと思い、テーマを決めたこと、例年、ステージにいつも人が少ないという課題を解消するため、今年はステージ前に新成人の集合場所を設けるという工夫をしたことなどについて実行委員から説明を受けると、山脇教育長は、「今日は来てくれて良かった。ぜひ、他の教育委員とともに集いに出席させていただき、皆さんの頑張りを見たい」と出席を約束しました。
2015年岡山市新成人の集いは、平成27年1月11日(日曜日)12時30分から、岡山ドーム・岡山操車場跡地公園(仮称)(北区北長瀬町一丁目)で行われます。
平成26年11月17日@市役所3階第3会議室
平成26年度岡山市文化奨励賞表彰式を、市役所で行いました。
同賞は、学術・芸術の分野で中堅的な存在として活動する中で、岡山市における文化の向上に貢献し、今後さらなる活躍が期待される市民を表彰するものです。
山脇教育長が選考経過について報告した後、曽田委員長が今年度の受賞者である2団体に表彰状と賞牌(ブロンズ浮彫)を授与しました。
今年度は、学術部門に「一般財団法人林原美術館」、芸術部門に「特定非営利活動法人アートファーム」が選ばれました。
一般財団法人林原美術館は、昭和36年の財団設立以来、岡山市の学術・芸術振興に多大な貢献をしており、特に、平成21年に発刊した「池田光政」、平成25年に発刊した「天下人の書状をよむ」の2冊は、それまで単発で展示紹介していたものを集積し、詳しい解説と解読が写真とともに見られるものとして評価されています。また、本能寺の変・四国説との関連が推定できる「石谷家文書」を発見し、研究した成果は、全国紙でも取り上げられ、岡山市のもつ高度な学術文化の認知度を全国に広めることに貢献しています。
また、特定非営利活動法人アートファームは、地方都市では鑑賞機会が少ない質の高い演劇やダンスの講演の企画、才能ある人材を発掘するワークショップ、舞台芸術を教育現場へ普及する活動など、地域の文化行政や文化財団に先駆けて舞台芸術の振興事業を積極的に開発し、事業化しています。また、20年にわたる活動は、自治体、企業、文化財団などとの協働、連携、ネットワークの構築にも大きく寄与しており、地域の舞台芸術の環境づくりを担うNPO団体として、今後のますますの活躍により、岡山市の芸術向上へのさらなる貢献が期待されます。
なお、文化奨励賞について、詳しくは、以下のページをご覧ください。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1571 ファクス: 086-234-4141