平成15年に計画スタート後、市内各地域に推進組織が立ち上がり、子どもから高齢者まで生涯を通じて健康でいられるよう、地域の健康課題の改善に向けて健康づくり活動をすすめています。
平成19年度に「健康市民おかやま21」の中間評価を行いました。計画の進み具合をみると共に、計画を見直し、今後重点的に取り組むべき項目をさがしました。
健康市民おかやま21の体系図に基づき、「重点目標」の達成度に対する評価、「生活習慣病予防に必要な6分野」の成果の評価、「地域での推進体制」の評価それぞれを行ないました。評価をするうえで、結果(アウトカム)だけを評価するのではなく、これまでの取り組みの経過(プロセス)やその影響(インパクト)を評価することにも重点を置きました
市民、専門家、公民館、保険者、学識経験者らで構成し、健康市民おかやま21の進捗管理、評価を行う部会を平成18年12月に設置しました。平成18、19年度は種々のデータをもとに中間評価を実施し、その結果をもとに今後の方向や重点目標を決定しました。
壮年期の男性や青年期の男女の生活習慣の問題が特に明らかになった。
肥満の男性は増加傾向。
これまで重点目標としていた項目(血圧高値の割合の減少、総コレステロールが高値の割合・HDLコレステロールが低値の割合の減少、血糖高値の増加割合の抑制)については、検査数値上は目標を達成していました。健康で自分らしく生きるためには、検査結果の数値のみよりも、健康を自覚できる人が増加することがより重要であり、「健康を自覚できる人の増加」を上位目標としました。その達成に向けて下記の「世代ごとの目標」「生活習慣病予防に必要な6分野」について、「基本方針」をもとに推進していきます。
したがってこれまで重点目標としていた項目は、「肥満の人の割合の減少」を加え、生活習慣病予防に必要な検査数値目標として今後は位置づけます。(新体系図参照)なお脂質異常については基準を変更し、中性脂肪高値、善玉コレステロール低値、悪玉コレステロール高値とします。
中間評価の中で不健康な生活習慣が明らかになった壮年期の男性、青年期の男女への働きかけも重点的にしていきます。また人と人とがつながれるよう、地域のネットワークづくりも重視していくこととします。
添付ファイル
年表・データベース地図・事例集
添付ファイル
以下はすべてPDFファイルです
中間評価の方法
添付ファイル
中間評価結果・後期重点項目
添付ファイル
分野別評価
基本方針の評価
地域における5年間の取り組み
喫煙習慣、運動習慣、肥満、血圧高値、脂質異常、血糖高値、むし歯のある幼児の割合
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