[2025年5月16日]
ID:8243
令和7年2月7日に「インフルエンザ注意報」に切り替わっておりましたが、岡山県内の定点当たり患者報告数が第18週(4月28日から5月4日)に0.92人、第19週(5月5日から11日)に0.70人となり岡山県で定める 注意報解除基準(2週連続して、1人を下回った場合)を満たしたことから、「インフルエンザ注意報」が解除されました。
インフルエンザの流行期は過ぎたものの、依然として患者が報告されていることから、手洗い、手指消毒の実施など、引き続き、感染予防に努めましょう。
最新の流行状況については、下記のホームページをご覧ください。
〇感染症発生動向調査02 インフルエンザはこちら
〇発熱等体調悪化時の受診・相談についてはこちら
〇岡山県ホームページ「インフルエンザ対策について」別ウィンドウで開くはこちら
〇感染症発生動向調査02 インフルエンザはこちら
〇発熱等体調悪化時の受診・相談についてはこちら
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって発熱や咳などの症状をきたす感染症です。
38度以上の高熱、悪寒、頭痛、咳、筋肉痛、関節痛などの症状を訴える方が多いことが特徴です。
症状は一般的な風邪とよく似ていますが、一般的な風邪の多くはのどの痛み・鼻水・くしゃみなどの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。
子どもがインフルエンザに感染するとまれに急性脳症を引き起こすことや、高齢者では肺炎を引き起こすなど重症になることがあります。
潜伏期間は1から5日であり、感染しても症状を引き起こさないこともあります。また、発症後から5日間程度はウイルスを排出する可能性があることから、人との接触や不要不急の外出を控えるなど周りの人に感染を広げない配慮をお願いします。
咳・くしゃみが出るときは、感染を広げないためにマスクを着用しましょう。
また、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1m以上離れましょう。
感染症の予防には手洗いなどの手指衛生やうがいが有効です。
人が多く集まる場所から帰ってきたときには手洗い・うがいを心がけましょう。
手洗いは、石けんをよく泡立て20秒から30秒程度かけて指の間や指のつけね、手首まで洗い、流水でしっかりと洗い流すことが大切です。十分な時間をかけた手洗いによって、手についたウイルスを手洗い前の約10000分の1に減らすことができます。
インフルエンザワクチンには、発症をある程度抑える効果や重症化を予防する効果があります。
特に子どもや高齢者や基礎疾患などの重症化リスクが高い方はインフルエンザワクチンを接種しましょう。
また、10月1日から高齢者のインフルエンザ予防接種が始まります。詳しくは下記のホームページをご確認ください。
インフルエンザ予防には日常的な健康管理も重要です。食事や睡眠を十分にとり、抵抗力を高めることが効果的です。
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