総合的な評価では、「A:目標値に達した」及び「B:目標値に達していないが、改善傾向にある」の割合は、55.8%となり、概ね改善している状況でした。
【出典:冊子「健康市民おかやま21(第2次)最終評価報告書」】
「65歳における平均余命」の延びよりも、「日常生活動作が自立している期間の平均」の延びが上回り、健康寿命は延伸していました。
【出典:「健康市民おかやま21(第2次)最終評価報告書」】
策定時からは、連携する組織数は増加し、また連携の強さを測るレベルも、3・4が増え連携が強化されていました。しかし、コロナの影響もあり中間評価時よりは、連携の強さ、数ともに減少していました。
【出典:冊子「健康市民おかやま21(第2次)最終評価報告書」】
新型コロナウイルス感染症の影響は、個人の生活及び社会全体に変化を及ぼし、健康市民おかやま21の活動にも大きく影響しました。そこで、市民アンケート調査で、新型コロナウイルス感染症の影響について、感染拡大前と比較して生活習慣の変化を調査しました。
変化があった項目を以下に一部抜粋しました。
・体重:全体で約60%以上が変わらないと回答した一方で、女性が男性よりも増えたと回答した割合は多かった。(「増えた」の割合:男性VS女性=17.5% VS 22.5%)
・運動:全体で約半数は変わりないと回答した一方で、減ったと回答した割合が26%と高かった。
・ストレス:家庭において全体では訳60%以上がかわらないと回答した一方で、男性で約10%、女性で約25%増えたと回答した。家族構成別に比較すると、特に20-50代の女性では二世代世帯と3世代世帯で増えたと回答した割合が高かった。男女別では女性の方が多く、特に30-50代の女性では40%以上で増えたと回答した。
・人との関わり:約半数が減ったと回答した。特に30-50代の女性では約70%が減ったと回答し、高い傾向を示した。
体重(肥満)に関しては、最終評価結果でも悪化しており今後の重点課題と考えます。運動習慣は、年代や仕事の有無等の影響も大きと考えられますが、コロナが原因で運動をしなくなった人が今後再開できるような対策も必要です。ストレスは、主に子育て世代の女性において多い傾向がみられました。その他全体的に、女性の方が生活習慣は悪化しており、女性の方がコロナの影響を大きく受けたと考えられます。
【出典:冊子「健康市民おかやま21(第2次)最終評価報告書」】
健康市民おかやま21(第2次)最終評価報告書(平成25年度~令和5年度)冊子表紙
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